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IT・ウェブサービス事業者向け利用規約作成のチェックポイントまとめ【2021年12月加筆】
ウェブサービスに必須の利用規約…注意点を一気に解説
弊社がご相談いただく中で、多いものの一つに利用規約の作成があります。利用規約は、ウェブサービスには必須のものなので、事業者としては、一番気にするところです。
そこで、利用規約作成のポイントを一挙に解説したいと思います!
一方的に有利な利用規約は、要注意
利用規約など誰も読んでいないから、事業者側に、一方的に有利な文言を入れてしまおうと思うかもしれません。しかし、以下の2つの点で注意が必要です。
- 利用規約が無効になってしまうリスク
- 利用規約が原因で、ウェブサービス自体が炎上してしまうリスク
一方的に有利な利用規約を作成してしまうと、どういうリスクがあるのか。またリスクを回避するにはどうすればいいのかを下記で解説しています。
利用規約作成の参考記事
利用規約は、どのような内容を記載すればよいの?
では、利用規約に、どのような項目を記載すればよいのでしょうか?
知的財産権の規定や「禁止事項」の規定などがあります。Ameba利用規約を参考に、そのポイントを押さえましょう。
参考記事:Ameba利用規約にみる「利用規約の具体的条項」の作り方のポイント
制裁措置を定めておく
ユーザーに利用規約違反があった場合に、事前に制裁措置を定めておくことが必要です。
利用規約に、きちんと制裁措置が定められていれば、利用者に対して制裁を加えることができますが、どんな条項でもいいというわけではありません!
上記の裁判例においても,①措置の明確性や,②措置の相当性が問題になるのです!
参考記事:利用規約違反に対して、制裁措置を取るための2つのポイント
ユーザーが未成年者の場合に利用規約で注意するべきこと
自社のウェブサービスのユーザーが、未成年者ということは十分にありえる時代です。特にソーシャルゲームの分野では、有料サービスを利用した未成年者に対する課金が高額化し、社会問題化しています。
では自社のウェブサービスのユーザーが未成年者の場合、注意すべきことは、一体なんでしょうか?
参考記事:アプリにおける利用規約のチェックポイント~ユーザーが未成年者の場合を考える~
利用規約を変更したい場合はどうしたらいいのか
ウェブサービスも日々変化していきます。そんなとき、利用規約も変更したいと思うはず。しかし、利用規約は契約書と同じで、簡単に変更することはできません。
では利用規約を変更するためにはどうしたらいいのかでしょうか。ポイントは以下の2つです。
- 利用規約に、利用規約に変更する場合の手順を書いておくこと
- 変更する場合には、利用者に伝わるように告知をする
詳しくは、以下の解説を参考にしてください。
利用規約を変更する際の参考記事
利用規約の同意の取り方
せっかく作った利用規約ですが、きちんとユーザーから同意を取らないと、無効になってしまう可能性もあります。では、どのように、同意をとればよいのでしょうか?
気を付けるべきは、次の2つです。
- 利用規約の表示方法
- ユーザーからの同意の取得方法
詳しくは、以下の記事で!
利用規約の同意の取り方の参考記事
実際にトラブル発生!利用規約の活用してトラブルを乗り切る
ウェブサービスを展開していくと、様々なトラブルに巻き込まれます。トラブルに巻き込まれたときこそ、利用規約の記載を活用しましょう!
具体的なトラブル事例とその対処法は、以下の記事を参照してください。
トラブル時の利用規約活用の参考記事
以上のように、ウェブサービスに必須の利用規約だからこそ、正しく規定し、運用していきましょう!