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ネットショップはいつユーザーと契約が成立するの?商品・サービスの購入時期はいつ?

インターネット法律

ネットショップの売買って、いつ契約が成立するんだろう?

もはや私たちの生活にはなくてはならないものとなったネットショップ。
ネットショップ大手のアマゾンジャパンは、インターネット上で注文を受けた商品を1時間以内に届けるサービスの対象地域を東京23区全区に広げると発表しました。

参考記事:「1時間配送」アマゾンが戦線拡大 東京23区に 日本経済新聞

このようなネットショップですが、正確にいつ商品・サービスを購入する契約が成立するのか考えてみたことはありますか?
考えてみると、いつなんだろう…と思われている方もいらっしゃると思います。

そこで、今回は、法律的に、ネットショップはいつ契約が成立するのかを検証してみましょう!

契約っていつ成立するの?

そもそも、法律上、契約とはいつ成立するのでしょうか?

法律上、契約は「これください」という「申込み」と「はい。いいですよ」という「承諾」があったときに成立します。

これをネットショップに置き換えてみると、ユーザーが商品やサービスの申し込みページで「申込み」ボタンを押して送信し、
ネットショップ側が、承諾の通知をすれば契約成立になります。

承諾の通知は「ご注文承りました」という画面が表示されることでもいいですし、注文後自動的に返信メールが発信されるような場合は、その自動返信メールが届いた時点で契約が成立します。

自動返信メールの場合には、必ずしもお客さんがそのメールを開いて読む必要はなく、お客さんのメールボックスに入った時点で、契約は成立します。

ネットショップ側としては、早く契約を成立させた方が有利?

契約が成立すると、その後のキャンセルなどは原則できなくなります。そうすると、ネットショップ事業者側は、早く契約を成立させた方がよいとも思えます。

しかし、契約が成立すると、ネットショップ側は商品を渡す義務が生じます。つまり、契約を成立した後には、商品やサービスの金額を変更したり、在庫がないから商品を発送しないということはできなくなります。

そういったことも考え、事業者としては、いつ契約が成立させるのがよいのかを考える必要があります

たとえば、ユーザーからの申し込みに対して、在庫や金額の確認をしてから、契約を成立させたい場合には、ユーザーからの申し込みに対して、「申し込みを受け付けました。改めて、確認の上、担当者から受付の可否をご連絡します。」といったような画面を表示させるなど、まだ「承諾」していませんよということを、ユーザーに明確にします必要があります。

このようなことを予め示しておけば、契約成立時期を、事業者が確認した後にすることができるのです。

法律と仲良く、ネットショップの運営を!

以上のように、ネットショップの運営に対しては、法律的に気をつけるべき点を踏まえ、画面遷移やビジネスモデルの設計をする必要があります。

法律を味方につけて、効率的なネットショップ運営をしましょう!


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