自社のサービスを広めるときに、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を経由してアフィリエイト広告を行うことがあると思います。
このときに、アフィリエイターがブログ上で、自社サービスの実際とは異なる広告をしていたときには、どのように対処すればよいのでしょうか?
虚偽誇大アフィリエイト広告について、消費者庁から注意喚起がされました。
広告主の企業名、商品名なども公表されています。
参考記事:消費者庁 虚偽・誇大なアフィリエイト広告に関する注意喚起
ASPとアフィリエイターとの間の利用規約には、以下のような条項を置いていることが通常です。
ASPは自社の判断により、アフィリエイターのコンテンツの変更、削除などを行うことができる ASPが不適当と判断した場合には、アフィリエイターを退会させることができる
このような規定があれば、ASP側に対して、この利用規約に基づき、当該コンテンツの変更、削除をするよう請求することが考えられます。
また、ASPに対して、当該アフィリエイターを退会させるなどの措置を取ることも併せて請求すべきです。
当該アフィリエイターの広告を放置しておくと、自社に対して、景品表示法上の制裁(行政からの措置命令、損害賠償請求)が生じる可能性があります。
本件では、ASPが間に入っていますが、ASPを通じて、アフィリエイターに対して報酬を支払っているので、アフィリエイターの行為に対しても、自社が責任を負う可能性があるのです。
そのため、不適切な広告があれば、迅速に対応すべきです。 上記のように、すぐにASPに連絡をし、適切な対応を要求する。 速やかに、ASPに交渉するなど、一刻も早い対応するようにしましょう!