最近のウェブサービスでは、
ユーザーがコンテンツをアップロードし、
シェアする機能を備えているものが多くなっています。
SNSは、その最たるものです。
・面白い投稿・コンテンツを集めて、
別途有料課金するサービスを始める
・ユーザーの投稿を書籍化する
このように…ユーザーが投稿したコンテンツを、
事業者側で利用してビジネスを展開することは
できるのでしょうか。
コンテンツが命!
あるユーザーが、SNSに投稿をした場合…
その投稿の著作権は、
ユーザーに帰属します。
ユーザーに著作権があるということは…
他の誰かが、勝手にコピーしたり、
改変したりすることは、できないのです!
勝手にお祝いされても…(^^ゞ
なので…自社サービス内に書きこまれた
投稿やコンテンツは、 ユーザーの許諾なく、
事業者が勝手に使用することはできません!
そこで、事業者側の方で、
ユーザーが投稿した書き込みを
使用したい場合には、
利用規約などで、
①ユーザーの著作権を
無制限・無償で利用する許諾を取る
②著作権を譲渡してもらう
規定を定めておくことが必要です。
例えば…以下のような条項が考えられます。
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<条項例>
ユーザーは、本サービスを利用して
投稿その他送信するコンテンツ
(文章、画像、動画その他のデータを含むがこれらに限らない)
について、その著作物に関する全ての権利
(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含みます。)
を投稿その他送信時に、当社に対し無償で譲渡します。
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このような条項を利用規約に入れておき、
ユーザーから同意を得られれば、
ユーザーが投稿したコンテンツを、
独占的に利用できるようになります。
この手相の人は、
独占欲が強くやきもちやきで
異性を束縛してしまう人らしい…(^^ゞ
ふふふっ…これで完璧 ( ̄▽ ̄)
と思われたそこのあなた!
本当にそうでしょうか…?
この規定、ユーザーの立場に立ってみると、
ユーザーはどう感じるでしょうか…。
続きは、次回に…(ロ_ロ)ゞ