IT法務・AI・暗号資産ブロックチェーンNFT・web3の法律に詳しい弁護士|中野秀俊
グローウィル国際法律事務所
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効果的な利用規約を作ろう(1)

もうけして止まらないように♪

(LA・LA・LA LOVE SONG/久保田利伸)

事業を営むには、止まっている暇はありませんよね!

変化の速いインターネット事業であればなおのこと。

疾走!

ウェブでサービスを提供したり、

アプリを提供する場合、

「利用規約」や「会員規約」

などを定めることになります。

しかし…この利用規約…どう作ればいいのでしょうか…。

ウェブサイトに規約を掲載しておけば、

当然に有効なのでしょうか。

実は、そうでもないんです…Σ(゚Д゚ υ)

スマイル0円…
頼む勇気なかったです…(-_-;)

利用規約が有効になるためには、

以下の条件を満たすことが必要です。

①顧客が規約に同意したうえで、

 申込みを行っていること

② 規約が明確かつ平易であること。

(経済産業省『電子商取引及び情報財取引等に関する準則』)

そのうち、①「顧客が規約に同意したうえで、申込みを行っている」

ことといえるためには…

(1)利用規約が、閲覧者の目につきやすいところに、明確に表示されていること

)ウェブサイトで取引をする場合に、規約への同意クリックが必要とされていること

が必要です!

例えば、ウェブ上でサービスやアプリなどを提供する場合には、

その注文画面で、必ず利用規約を明確に表示し、

利用規約への同意クリックをさせる必要があります。

この条件を満たしていないと、せっかく利用規約を作っても、

効力を生じなくなってしまうのです(*゚ロ゚)ノエライコッチャ!!

だまし討ちはダメです!

では…利用規約の内容については、何か規制があるのでしょうか.

インターネット事業者が一方的に

有利な内容のものを作成していいのでしょうか…?

実は、そうでもないんです…

続きは次回に(_)ゞ