前回、せっかく使った利用規約が
ユーザーとの間で無効になってしまうかも…
という話をしました。
https://it-bengosi.com/blog/riyoukiyaku-not-mukou/
そして、事業者が考えなければならないのは、
①利用規約の表示方法
②ユーザーからの同意の取得方法
それでは、具体的にどういう方法があるのでしょうか。
一番明快なのが、サービス申込時に、
①利用規約を全文表示し、
②「利用規約に同意する」
といったチェックボックスにチェックを求める。
といった方法。
きちっと利用規約の全文を表示し、
ユーザーからの同意を得ているので、
同意を取得する方法としては、
確実性が高いです。
し、知りたい…( ̄▽ ̄)
しかし…このパターンでは…
・ユーザーが長い利用規約にうんざりしてしまう。
・スクロールやクリック数の多さに嫌気がさして、
申込みから離脱してしまう…
なんてことが起きてしまうかもしれません(*゚ロ゚)
そこで!
①利用規約へのハイパーリンクにより、
利用規約にアクセスできるようにしておき、
②「利用規約に同意する」
といったチェックボックスに
チェックを求める…という方法。
この方法であれば、
利用規約の記載に興味がある人にも配慮しながら、
利用規約にあまり興味がないユーザーには、
簡単に利用規約に同意を取得することが可能です。
お・も・て・な・し
経済産業省がまとめている
「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」
http://www.meti.go.jp/press/
にも、詳しく掲載されております。
でも、この資料、323ページにも及ぶもの…
膨大な量…読むの大変だし、
読んでもよくわからないし…( ̄◇ ̄;)
そんなときは、どうするか…
「インターネット法務の開拓者」
弁護士中野がいるじゃないですか!!
どや顔!!
せっかく作った利用規約…
間違っても、ユーザーとの間で
効力がないなんてことに
ならないようにしましょう(ロ_ロ)ゞ