IT法務・AI・暗号資産ブロックチェーンNFT・web3の法律に詳しい弁護士|中野秀俊
グローウィル国際法律事務所
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「IT社長」と「IT弁護士」

先日六本木ヒルズにオフィスを構える
IT企業の社長さんと会食しました。
その中で、
「自分は、超攻撃型ですから」
「99点取られても、100点取れば、勝ちですから」
という社長の言葉が、すごく印象に残っています。
私は、インターネット法務に特化した弁護士として活動しているので、
IT企業の経営者の方と話す機会が多いのですが…
その中で感じることは…
IT企業の経営者は、まさに「オフェンス10割」
「スラムダンク」の「豊玉高校」みたいだということ(^^ゞ

 

「ラン&ガン」で、全国制覇するんや!

対して、「IT弁護士」は、法律の専門家。

その中にある法律的なリスクを発見し、指摘することが仕事です。

私が、IT企業の経営者の方たちとお仕事させてもらうときに

気を付けていることは…

「あ、これ法律的にアウトっすよ!ムリっす ( ̄∇ ̄)」

みたいな言い方はしない!ということ。

IT社長さんからすれば…

「法律?知らねーよ!早くこの事業やりたいんだよ!」

というのが本音…。

それなのに、「ムリっす」みたいなこと言われたら…

「ふざけんなよ!ワレ!」って感じですよね!

暴力はやめて~

クライアントであるIT企業の社長さんが聞きたいのは、

ダメな理由ではなく

「じゃあ、どうする?」ということ。

「じゃあ、どうする」思考の師匠!

 

そこで、私がIT企業の経営者の方にお話するときは、

きちんとリスクを説明した上で、

「じゃあ、こうするのはどうでしょう!

という代替案を提示する。

ということを心がけています。

「できません」ということは簡単です。

だけど、それだと何の解決にもならない。

クライアントの悩みを法律的に解決することが弁護士の使命なら、

やはり解決策をきちんと提示してこそ、弁護士の仕事と言えるのでは…

そう思っています。

ズバッと「一発解決」!…
する案件ばかりだったら、いいんだけど…(^^ゞ

そうやって、「オフェンス10割」のIT社長さんと

「じゃあ、どうする」を一緒に考える時間

IT弁護士の至福のときです(_)ゞ