「古美門弁護士」と「黛弁護士」との関係

前回、ドラマ「リーガルハイ」と

実際の弁護士像の違いについて

お話ししました。

https://it-bengosi.com/blog/igiari/

「リーガルハイ」は、多分に

脚色が入っていますが、

実際の弁護士像に

近いところもあります！

それが、新垣結衣さん演じる

黛真知子弁護士！

えっ！？あんな美人な弁護士いるの？

いや、そこではなく…

古美門弁護士と黛弁護士の関係

が、実際の弁護士像に近いのです！

ドラマの中で…

古美門先生は、黛先生のことを

「ポンコツ」「無能」など

罵詈雑言を日常的に浴びせてますよね…(^_^;)

これ…あながち間違っていないです！

黛先生は、古美門先生に雇われています。

雇われている弁護士のことを、

「イソ弁」（居候弁護士の略）

と業界内では言われています。

（経営者の弁護士のことは、

「ボス弁」と言います）

「居候」という響きから、

想像がつくと思いますが…

弁護士業界には、有名な格言があります。

「イソ弁に人権はない！」

弁護士業界は、古い体質が残っていて、

ボス弁とイソ弁の関係は、

さながら、徒弟制度。

当然そこに労働者の権利

なんてものは、ありません！！

夜遅くまで仕事していても、

残業代は出ないですし、

有給休暇もないですし、

ボス弁からの理不尽な要求にも

発言権がありません！

なんで、こんなブラック企業みたいな

ところにいるの…と思われるかも

しれませんが…(^^ゞ

ドラマの中で、黛先生が言っています

「あの人の能力は、一番だと思うから。

今はくらいついて、盗んで、

いつか、あいつに勝つため」

…素晴らしい！！

黛先生の発言からも分かるように、

弁護士に必要なのは、

法的知識でもなければ、

プレゼン能力でもありません！

必要なのは…

罵詈雑言を浴びても、めげない

精神力

3日くらい徹夜しても倒れない

頑丈さ

そして依頼人のために、全力で闘う

正義感

こんな、弁護士の鏡

黛弁護士のこれからに

注目です(ロ_ロ)ゞ