ウェブサービスでは、 ユーザーがコンテンツをアップロードし、
シェアする機能を備えているものが多くなっていますよね。
SNSは、その最たるものです。
SNSなしの生活なんて、考えられませんよね…
あるユーザーが、投稿をした場合…
その投稿の著作権は、そのユーザーに帰属します。
ユーザーに著作権があるということは…
その投稿については、その投稿した人のもの…
他の誰かが、勝手にコピーしたり、
改変したりすることは、できないのです!
著作権は、色んな制約があります…
SNS事業者が
サイトのデザインを当初のものから変更したい場合、
ユーザーの投稿した記事をについて
・表示する文字列の変更
・折り返しの位置を変更
・写真のサイズ・配列を変更
をしたい場合があると思います。
コレ… 著作権者たるユーザーの許可なく、
勝手に変更することはできないのです!
でも…一人ひとりのユーザーに、許可を取るのは、
現実的ではないですよね。
これだと事業者としては、
デザインの変更もできなくなってしまい、
事業者としては非常に不便…(-_-;)
なので…事業者としては、
そこで、あらかじめ利用規約等で、
ユーザーのアップロードしたコンテンツについて、
「修正」や「改変」することへの承諾を取っておくと便利です。
例えば、利用規約等で以下の「条項」を記載しておく必要があります。
◎条項例
当社は、本サービスを利用して投稿その他送信するコンテンツ
(文章、画像、動画その他のデータを含むがこれらに限らない)
について、本サービスの円滑な提供、弊社システムの
構築・改良・メンテナンス等に必要な範囲内で、変更、切除
その他の改変を行うことができるものとします。
このように事業者は、
ユーザーが投稿したコンテンツの著作権について、
適切に定めないとユーザーから
思わぬ主張をされてしまうかも知れません…(*゚ロ゚)ノエライコッチャ!!
このように、事前に利用規約に定めておけば、安心です。
逆に、利用者の立場からすれば、
上記の事項がある利用規約に同意してしまうと、
自分の投稿したコンテンツについて
許可なく改変されてしまう
ということなります。
事業者としては…さらに一歩踏み込んで、
ユーザーが投稿したコンテンツを使って、
ビジネスをしたいと思う方もいますよね。
そのためには、どうすればよいのか…
次回解説しまーす(^O^)