IT法務・AI・暗号資産ブロックチェーンNFT・web3の法律に詳しい弁護士|中野秀俊
グローウィル国際法律事務所
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「IT弁護士」と「マメ男君」

「今、何件くらいの案件を抱えているんですか?」

この質問、よく聞かれます。

改めて数えてみると…72件!

平均的な弁護士が、40~50件と言われているので…

皆様のおかげで、たくさんのお仕事をさせてもらっていますm(__)m

バカンスに行きたくなるときがあるのは、
内緒です(^^ゞ

ここで、気を付けなければならないこと…それは

「弁護士と依頼者の認識のギャップ」

依頼者にとって、弁護士に相談するということは、

非日常のこと。特に個人の依頼者にとってみれば、

一生に一度あるかないかの大事件です。

まさしく、(*゚ロ゚)ノエライコッチャ!!

一方…弁護士からすると…

一度に多くの事件を扱っていて、

しかも、弁護士のところにくる案件はヘビーなものばかり…

ともすると、「数あるうちの一つの事件」になってしまいがち…

弁護士と依頼者との間で、トラブルになる根本の原因は、

この「認識のギャップ」にあるのではないかと思います。

 

この「認識のギャップ」を生じさせないために、どうするか…

その方法として

進捗状況について、こまめに報告する

ということをしています。

なーんだ、そんなこと…と思うかもしれませんが…

これって、非常に大事なこと!

弁護士沙汰になるということは、かなりのトラブルになっているということ。

そうすると…解決までにそれなりの時間が必要な案件も多いのです。

例えば裁判になれば、1年以上はかかってしまいますし、

こちらが迅速に処理しても、相手方の対応が遅く、案件が滞ってしまう場合もあります。

日本の法廷に、木槌はありません!
法廷マメ知識(^O^)

そんなときに弁護士から何にも連絡なかったら、

依頼者は、不安になりますよね。

人間って何にも連絡がないと、悪い方に考える傾向があります。

遠距離恋愛していて、相手から連絡がないと、

「浮気しているんじゃないか」と疑ってしまうのと一緒です。

遠距離恋愛って、うまくいかないのね…(+o+)

なので…私は、定期的に

①現状の報告

②今後の見通し

を依頼者に説明するようにしています。

例えば…

「現在の進捗状況としては、1週間前にこちらから、相手方に要望書を提出しました。

しかし、相手からは今のところ何も返信がありません。

今日また連絡を取ってみて、もし返信がないようなら、訴訟しましょう!」

という風に。

これをタスクとして、予定表に書きこんでいます。

こんな風に、マメに連絡を取っていると、

依頼者との関係も良好にいくことが多いです。

マメに連絡を取る…男女関係にも通じるものがあるような…

誠実でマメな男がモテるんですよね…(^^ゞ

私…仕事だと、「マメ男」なのですが、

プライベートはなかなか…

女性に対しても、「マメ男」にならねばと思ったアラサーの秋でした(_)ゞ